パリオリンピック™卓球女子団体の準決勝が行われドイツと対戦。
宮城県仙台市出身の張本美和選手が決勝進出を果たしました。
卓球団体戦は最大5試合が行われ、先に3試合をとったチームの勝利となります。
ダブルスで行われた第1試合は、早田・平野ペアが幸先よく奪います。
第2試合、シングルスに張本は登場しますが、ドイツ・カウフマンのハードな攻撃に苦しみ、今大会初の黒星を喫してしまいます。
それでも第3試合を張本の8才年上、平野美宇が終始ゲームを優勢に進めると、ストレート勝ち。
そして試合カウント2対1で迎えた第4試合。
「思い切って」と声をかけられながら張本が再びコートへ。
あと1勝で決勝進出が決まるという中、序盤リードを許しますが・・・
ラリーを制すると、ここから8連続ポイント奪いを逆転。
第1ゲームをものにします。
その勢いのまま第2ゲームを連取し、第3ゲームもマッチポイントを迎えます。
プレッシャーをはねのけた張本が完勝!
ドイツを下した日本の銀メダル以上が確定しました。
卓球女子団体 張本美和選手:
「正直、自分の1試合目が負けたときは、切り替えられるかすごい苦しくて、それでももう1試合あるんだと思って乗り切れたので、よかったです」
決勝は10日の夜に、5連覇を狙う中国と対戦です。