甲子園では高校球児たちが熱戦をくり広げていますが、こちらは料理の甲子園です。
宮城県利府町では9日、高校生によるアイデア料理のコンテスト「うまいもん甲子園」が開かれました。
利府町文化交流センターで開かれた「ご当地!絶品うまいもん甲子園」北海道・東北エリア大会には、応募23チームから選ばれた5チームが出場しました。
宮城からは県農業高校と県水産高校が出場。
県水産高校は、石巻産のタイなどを使った油そばを作りました。
一方、県農業高校は桜の木のチップで燻製にしたサケや、愛島産のタケノコなどを使ったジャガイモのホットサンドを作りました。
30分の制限時間を終えた生徒たち、手ごたえは・・・?
プレゼン会場に料理を運ぶ際中・県農業高校の先生:
「心配そうにしてると顔に出るぞ」
県農業高校の生徒:
「昨日の方が断面をきれいに出せたので」
生徒によるプレゼンなどのあといよいよ結果発表です。
結果発表:
「青森県立弘前実業高等学校さんです」
残念ながら、宮城県の2校とも入賞を逃してしまいました。
宮城県水産高校海洋総合科調理類型3年・菊池瑛さん:
「トップバッターのなか緊張したが、自分たちができることは全部やりきれたので達成感でいっぱい」
宮城県農業高校生活科2年・庄子怜未さん:
「みんなできょうまで頑張って試作したり準備してきたのですごく悔しい、優勝できなくて」
青森産牛などを使ったライスバーガーで優勝した青森県の弘前実業高校は、11月に東京で開催される全国大会に出場します。