北朝鮮による拉致被害者の家族を支援する会が8日、仙台七夕まつりの会場で署名活動を行い問題の早期解決を訴えました。
支援する会:
「北朝鮮に不当に拉致されたままになっている日本人を救い出しましょう」
仙台市青葉区一番町の商店街では拉致被害者の家族や支援者らおよそ20人が署名への協力を呼びかけました。
仙台七夕まつりの期間中3000筆余りが集まったものの、去年に比べ半分程度に留まったということです。
8日は、拉致被害者家族連絡会の増元照明さんが県庁を訪れ、拉致問題を風化させてはいけないと訴えました。
拉致被害者家族連絡会・増元照明さん:
「拉致事件というのを知らない世代20代前半、30代もほとんどわからない世代。そういう世代の方にも、この拉致事件だけは忘れてはならないということをずっと訴え続けなきゃいけない」
警察庁によりますと、北朝鮮に拉致された可能性を排除できない行方不明者は、全国で871人にのぼっています。