南海トラフ地震の評価検討会の委員を務める、名古屋大学の山岡耕春名誉教授に話を聞きました。

(大石アンカーマン)
評価検討会ではどんな議論が?
(名古屋大学 山岡耕春名誉教授)
震源が南海トラフ地震の想定震源域の中に含まれているかどうかということと、気象庁が速報で出すマグニチュードとは違って、もう少し丁寧に、国際的標準の方法で計算する「モーメントマグニチュード」で7.0以上かどうかということを確認する、2つの作業をした。
「巨大地震注意」を出すことに基本的に異論はなかった。

名古屋大学の山岡耕春名誉教授は8日、南海トラフ巨大地震が起きる可能性が平時より高まっていないかどうか検討した「評価検討会」のメンバーです。