隣で寝ていたはずの妻が、朝起きるといなくなっていた…。
認知症を患う妻が突然自宅から失踪し、その帰りを待ち続け、探し続ける夫が鳥取県米子市にいます。
8月8日で行方不明となってからちょうど1年。夫は「どんな方法でも探し続ける」と決意を語りました。
「生きて帰ってくること。どんな姿になっていてもいいから、生きて命だけはあってほしい」
こう話すのは、米子市に住む荒川勉さん(65)。
2023年8月8日、朝起きると隣で寝ていたはずの妻・泰子さん(当時59)の姿がなく、それ以降行方が分からないままです。

荒川勉さん
「8月8日ですね。去年のこの時期も暑くて、最高気温が38度の日だったんですけども、私が午前5時50分ぐらいに目覚めたら、もう泰子の姿がなくてですね、玄関に靴もなくてバッグもなくて…いなくなっていました」