8月10日のサンマ漁解禁を前に、気仙沼港から大型サンマ船が前線基地となる北海道へ向け、出港しました。
宮城県気仙沼市コの字岸壁気仙沼港からは、大型サンマ船9隻が出港し、岸壁には市民や乗組員の家族が大勢集まり、航海の安全と大漁を願いながら、船を見送りました。
2018年には1万7,280トンと豊漁だった気仙沼港のサンマの水揚げですが、2023年は3085トンと近年は温暖化などの影響で低い水準で推移しています。
今シーズンのサンマ漁は例年より10日早い8月10日に解禁されます。
第81豊清丸中舘捷夫漁労長:
「温暖化の影響でどんどん黒潮の勢力が強くなっているので、海の変化が10年前と違っているので、魚の生育場所が変わってきている」
サンマ漁は12月中旬まで続き、早ければ今月下旬に気仙沼港に初水揚げされます。