宮城県加美町のゴルフ場の土地へのメガソーラー建設計画に関する、環境に対する影響について、きのう開かれた県の審議会で議論されました。

県の環境影響評価技術審査会では加美町でのメガソーラーの建設計画をめぐり、事業者からの環境影響評価準備書に関する答申案について、委員らが議論を交わしました。
加美町では、「やくらいサイズゴルフ倶楽部」の土地を運営会社から購入した外資系企業がメガソーラーの建設を計画しています。

審査会の中では「建設工事に伴う騒音や景観の影響を具体的に示すべき」などといった意見が出されました。
県によりますと、10月15日までに経済産業大臣に対して、この準備書についての知事意見を提出することになっています。

また事業者側への取材では、土地の所有権を明らかにするため加美町に対して民事訴訟を起こしているということです。