●比嘉京子さん
「今回の県議選挙を見る限り、確かに議席を減らしたという点では衰退という風に書かれても仕方ないかなと思います。オール沖縄を大きな目でまとめる役、そういう方が必要ではないかと。大所高所からの俯瞰した見方ができる人、そういう人の存在が必要ではないかなという風に考えています」
“辺野古”1点でまとまるオール沖縄に「れいわ」他でも団結要求
山川さんは、辺野古以外の問題についても、オール沖縄でまとまることはできないのかと、金城さんに問いかけました。
●金城徹さん
「元々オール沖縄は保守や革新としてみんなが相争ってきた中から、“辺野古(基地問題)についてはまとまれますよね”という中で、腹八分腹六分で、違う立場の方々が結集したのがオール沖縄です」
●山川仁さん
「今回は沖縄4区、(自衛隊の)南西シフト問題や、離島格差解消の問題があります。そこをオール沖縄として、(辺野古基地問題)ワンイシューで取り組むのではなくて、他の政策、課題を解決するために、一致団結した方が良いんじゃないでしょうか、その取り組みはオール沖縄で取り組めないんですかということを私は聞いています」
●金城徹さん
「それは別のところで議論する話で、オール沖縄にそれを持ち込んだら、今のこれだけの各政党会派の結束は保てません。ですから、あくまでオール沖縄でというのであればそれは私はできないとしか言えません」
●山川仁さん
「辺野古もだめ、南西シフトもしっかり止める。普天間や那覇軍港問題、そういったこともしっかりと、だめなのはだめなんだと言っていくオール沖縄が私は今の時代必要だと思います」

オール沖縄勢力の選考委員会は、8月中の候補者選定を目指していますが、組織の在り方についても内部で見解が分かれる状態のまま、候補者一本化は果たして実現するのでしょうか。
公開討論会は12日と13日に、石垣島と宮古島でも開催される予定です。