農林水産省によりますと、6月末までの全国のコメの在庫量は、今年156万トンとなっていて、統計のある25年間で最も少なくなっています。

この要因について、星山会長は…

【星山米店 星山恒広 会長】
「コメがかなり温暖化によって打撃を被ったというのがひとつの要因」

去年夏の猛暑でコメの収量が減ったこと。
また星山会長は、海外客による“日本食のインバウンド需要”が急激に増えたことも関係しているのではと話します。

この緊急事態を切り抜けるため、星山米店は、新たな対策に踏み切りました。

【星山米店 星山恒広 会長】
「多分、世界で一番安いおコメではないのかな」

ベトナム産のコメの取り扱いも始めました。ベトナム米は年に2回収穫されるので、収量が多く価格も安いため需要が多いということです。

【星山米店 星山恒広 会長】
「これをいい機会に、これからは新潟のコシヒカリばかりにあぐらをかいていないで、高温に強い品種改良をするとか、そういう形でどんどん新潟も対応せざるを得ないのかな」