7月に福島県いわき市で発生した火災で、連携した行動で被害を最小限に抑えたとして、高校生など5人に感謝状が贈られました。
消防から感謝状が贈られたのは、いわき湯本高校野球部の永瀬皓矢(ひろや)さんと石井希周(まこと)さん、いわき市の会社員・吉田学さん、戸塚翔さん、自営業の高木孝男さんの5人です。
7月14日、いわき市泉滝尻でアパートの敷地内に置いてあった仮設トイレが全焼し、アパートの外壁も焼けましたが、けが人はいませんでした。当時、高校生の2人は、火災を発見し、すぐに119番通報。近くで働く吉田さんたち3人が連携して消火器で消し止めました。
消防では「5人の迅速な行動がなければ、付近に延焼し、被害が拡大する恐れが大きかった」と、功績をたたえ、感謝状を贈りました。
