大阪府内の介護士の女性(60代)が特殊詐欺で1億1000万円以上だまし取られたことがわかりました。

警察によりますと女性は去年12月、スマホでSNSを見ていた際、「経済アナリストの森永卓郎さんに投資のアドバイスをしてもらう」と書かれた広告を見つけたということです。


投資経験があっても被害に…

女性は以前から株取引などの投資経験があったことから広告にアクセス。その後、20~30人が入るSNS上の”投資グループ”に誘導されたということです。


グループでのやり取り

”森永卓郎さんのアシスタント”を名乗るアカウントから

「計画に参加するためには資金が1億円に達する必要がある。そうすれば毎月配当金をもらうことができる」「例えば5000万円で計算すると、毎月50万円の配当がもらえるチャンスがある」


”架空の”成功体験が与えられる

さらに女性は、金の取引所のサイトに誘導され、指定口座に900万円振り込むと、”26万円の利益”が出たといいます。さらに儲けが出ると思って投資を続けましたが、実際には金の取引所のサイトそのものが架空だったと見られています。


気づいた時には莫大な被害

女性が出金しようとしたところ「引き出すには5億円が必要」と言われ、詐欺の被害に気付いたということです。女性は7回にわたり、合計約1億1167万円をだまし取られました。


関西で相次ぐ”高額被害”

こうした大阪府内のSNS型投資詐欺被害は今年1月1日から8月1日までで、約450件、被害総額は約58億1500万円に上っていて、大阪府警は注意を呼び掛けています。