大阪府内の自営業の男性(60代)が特殊詐欺で1億円以上だまし取られたことがわかりました。

警察によりますと今年5月、スマホのSNSアプリ上で、「ひな」を名乗るアカウントから「投資をして資産を倍増するグループに参加しないか」というメッセージが男性に届いたということです。


好意を利用してだます手口

男性は「ひな」のプロフィール写真を見て好意をもち、やりとりを続けました。

(「ひな」からのメッセージ)「私の会社が忙しいので、IDとパスワードを教えるので、私の代わりに投資をしてほしい」「損をしても迷惑はかけない」「ナジル先生の指示通りに取引してくれればいい」

成功体験で信じ込ませる

その後、男性「ひな」に代って指示通りに取引したところ200万円の利益が出たということです。

この成功体験から被害男性はSNS上の投資グループに参加。そこでのやり取りがこちら

(詐欺グループ)「国際金市場の操作を行うため、個別の金取引口座を開設する必要がある」「6月の資産倍増計画の最低資金は100万円で、先生からの直接指導料込みのVIP会員なら最低金額で500万円」

男性は詐欺グループの言葉を信じ、16回にわたり合計1億円あまりを指定口座にふりこみ、だまし取られたということです。


関西で相次ぐ”高額被害”

こうした大阪府内のSNS型投資詐欺被害は今年1月1日から8月1日までで、約450件、被害総額は約58億1500万円に上っていて、大阪府警は注意を呼び掛けています。