8月9日の長崎原爆の日を前に、長崎市の平和公園では4日、式典用の大型テントが設営されました。

長崎市では最高気温がことし最も高い36・2度まで上がるなか、平和公園では、午後、作業員がクレーン2台を使って縦、横およそ40メートルの大型のテントを立ち上げました。
式典は、去年、台風接近の影響で屋内開催となりました。今年の参列者はおととしより700席多い2400席が設けられます。

テントには熱中症対策としてミストシャワーやミスト扇風機が設置されることになっています。
ことしの平和祈念式典には過去最多となる101の国と地域の代表が参列する予定です。
屋内会場は出島メッセ長崎と長崎原爆資料館ホールに設けられます。