東北や関東の大学や社会人の野球チームによる交流戦が、盛岡市のきたぎんボールパークを会場に行われていて、熱戦が繰り広げられています。
きたぎんボールパークで1日から始まった、「いわて盛岡サマーベースボールリーグ」は、野球の振興や選手たちの交流、球場の活用などを目的に2023年から始まったものです。

交流戦には、富士大学やJR盛岡など県内4チームのほか、東北、関東地方の大学、社会人チームなどあわせて16チームが参加しています。
2日は仙台大学と日本ウェルネススポーツ大学茨城キャンパスが対戦しました。
この交流戦は、各チームが春と秋のリーグ戦の合間の戦力分析の場として捉えられています。
また、地域の子どもたちが高いレベルの野球に触れることができる貴重な機会でもあります。

(椎橋壮史実行委員長)
「なかなかこういうレベルの高い試合は開かれないので、野球をこれからやろうと思っている子どもや今、野球をやってる子どもに是非試合を見に来ていただいて、こういう試合のレベルに触れていただければ」
2日の試合は、岩手県出身選手も所属する仙台大学が、序盤から得点を重ね、守っては先発山名健心の打たせて取るピッチングなどで相手打線を抑え、9対0(7回コールド)で勝利しました。

「いわて盛岡サマーベースボールリーグ」では8月9日までの期間中、合わせて27試合の交流戦が行われるほか、競技と学問を両立する東京大学野球部による特別講座なども予定されています。入場料は無料です。