爆音バイクなどの取り締まり強化のため、広島県警は「暴走・爆音走行対策室」を発足させました。

暴走・爆音走行対策室は、県警の交通部などに所属する警察官12人で構成されています。主に爆音走行を取り締まる室の設置は全国で初めてです。

近年は、SNSなどで仲間を募って走行する組織性のない集団が増えています。対策室では爆音バイクに関するSNSを分析するなど情報の収集をしながら、各警察署などと連携して取り締まりを強化していくということです。

広島県警 暴走・爆音走行対策室 小田則雄 室長
「110番通報の件数がかなり多いので、まずこれを減少させることが一番の目標。爆音走行しているものを1人ずつ検挙して静かになっていけば」

県内では、24年(1月~6月)に入ってバイクの騒音などについての通報が1061件入っていて、去年と比べて428件増加しています。