高校野球、2024年の「夏の甲子園」に高知県代表で出場する明徳義塾の選手たちの壮行会が開かれました。
8月1日で開場から100周年の節目を迎えた“聖地”甲子園球場で、選手たちは、「思い切りの良いプレーをしたい」と意気込みました。明徳義塾は、2024年の夏の高校野球高知大会を2年ぶりに制し、県代表として「夏の甲子園」に出場します。
8月1日は、高知県須崎市の学校内で県高野連などが主催する壮行会が開かれ、1人1人名前を呼ばれた選手たちは、大会での飛躍を誓っていました。

明徳義塾は、7月27日の夏の高校野球高知大会・決勝で高知を5‐3で破り、2年ぶり23回目の夏の甲子園出場を決めました。

2023年は高知大会の準決勝で敗れ、甲子園出場を逃しただけに、選手たちは、“先輩たちの思い”も背負って2年ぶりの夏の甲子園に挑みます。

(明徳義塾 平尾成歩 主将)
「決勝戦が終わってから日が空いたんですけど、『やっと出発する』という実感が湧いてきました。去年の先輩たちの分まで、出場させてもらえる限りは、全力を尽くして、一戦一戦、大事に戦っていきたいと思っています」
8月1日は、甲子園球場が開場してからちょうど100年。

節目を迎えた“聖地”へ2年ぶりに挑むチームは、「思い切りの良いプレーをしたい」と意気込みます。
(明徳義塾 馬淵史郎 監督)
「なんか『2年ぶり』という感じは無いんですけど、『(去年)1年、夏(甲子園に)行けなかったら、こうやって言われる宿命なのかな』と思っています。23回ですか、出場が。『立派なもんだな』と思って、(壮行会は)座って聞いていました。今回は『久しぶり』と言われるので、逆に『思い切ってやれるかな』という気持ちは、監督としては持っています」
選手たちは、8月1日昼すぎに甲子園へ出発しました。
夏の甲子園は、4日(日)に組み合わせ抽選会が行われ、7日(水)に開幕します。
