県内の小学生が、うるま市の海中道路の歴史や、離島の人々の暮らしを学び、海とサンゴ礁の保全を考えるイベントが開かれました。
7月20日から3日間の日程で開かれたこの環境学習イベントは、日本財団が実施する海と日本プロジェクトの一環として行われたものです。
県内の小学5、6年生20人が参加し、うるま市の海中道路でつながる「平安座島」「浜比嘉島」「宮城島」「伊計島」の4つの島をめぐり、様々な体験をしました。

初日には海中道路の歴史やその地域の暮らしの変化を教わったほか、海水を使った塩づくりを体験し人々の暮らしと海との密接な関係を学びました。
▽参加した子ども
「こびりついた塩を取るところが一番難しかったです」「たまに料理をつくることがあるので、その時に使おうかなと思います」
子どもたちは人々の生活が海から恩恵を受けていることを知り、海やサンゴ礁の保全の大切さを実感していました。(7月20日 中部通信員 高瀬弘行)