小学4年生の男子児童がプールの授業中に溺れて死亡した事故を受けた臨時の高知市議会で、第三者による検証委員会を設置するための補正予算案が可決されました。

7月5日、高知市の長浜小学校に通っていた4年生の男子児童が中学校のプールを借りて行われた水泳の授業中に溺れ、死亡する事故が発生しました。30日からの臨時の市議会には、事故原因を調査し、再発防止策を取るための第三者による検証委員会設置に係る1100万円の補正予算案が提出されていて、全会一致で可決されました。

討論では、全国的に起きてきたいじめやプール事故などの検証資料の廃棄に触れた議員もいて、「資料の長期保存の必要性」を求めていました。

(高知市 桑名龍吾 市長)
「検証委員会での調査、検証が円滑に進むように教育委員会をはじめ、全庁を挙げてスピード感を持ちつつ、丁寧かつ慎重に取り組んでまいります」