事故などで脳を損傷したことによる運動まひの改善が期待される世界で初めての再生医療による治療方法が、条件付きで厚生労働省に承認されました。
ベンチャー企業「サンバイオ」の再生医療製品「アクーゴ」は、健康な人の骨髄から採った幹細胞を加工して作られたもので、けがにより損傷した脳に移植することで、運動まひを改善することが期待されます。
厚労省はきょう、条件付きで承認していて、脳機能の回復を促す製品は世界で初めてです。
治験では、一定程度の運動機能の回復が見られたということです。
開発のアドバイスをした 慶応義塾大学 岡野栄之 教授
「日本から始まったこの技術で、世界で初めての承認を得ることができて大変嬉しく思っています」
今回は品質に関するデータが不足しているとして条件付き承認となっていますが、岡野教授は、再生医療製品は一定の品質で作り続けることが難しいと話します。
慶応義塾大学 岡野栄之 教授
「有効成分が細胞そのものですから、全く同じものを作り続けるのは不可能なんです。クオリティを保った製品を作り続けられる生産体制にしていきたいと思っています」
「サンバイオ」は今後、追加のデータを提出し、来年の春ごろに販売を開始したいとしています。
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