アメリカのバイデン大統領は、近年、保守色を強めている連邦最高裁をめぐって、判事の定年制を設けるなどの3つの改革案を提案しました。
バイデン大統領は29日、南部テキサス州で演説し、「連邦最高裁が近年、極端な判断を示していることで様々な権利が損なわれている」と強調し、3つの改革案を提案しました。
トランプ前大統領の刑事裁判をめぐり連邦最高裁が大統領が刑事訴追を免れる「免責特権」を大幅に認めたことを受けて、特権を制限するために合衆国憲法を改正する必要性を指摘。
また、現在は終身制となっている連邦最高裁の9人の判事の任期について、18年間の上限を設けるべきだと主張しました。
さらに、一部の判事が共和党の大口献金者から高額なプレゼントや旅行の接待などを受けていたことを踏まえ、拘束力のある倫理規範を設けるべきだと訴えました。
トランプ前大統領が自身の任期中に3人の保守派の判事を指名したことから、現在、連邦最高裁の判事は保守派が6人とリベラル派の3人を上回っていて、人工妊娠中絶の憲法上の権利を覆すなど、保守的な判断が示される傾向が強くなっています。
バイデン大統領は、今回提案した改革を進めるために議会での立法化を目指す方針ですが、下院で多数を握る共和党のジョンソン下院議長は、たとえ法案が提案されても審議しない考えを示しています。
注目の記事
「ブルーカラー」に脚光 米国では“ブルーカラービリオネア”も AIが変える稼ぎ方【news23】

【京都男児遺棄】「大規模捜索から流れ変わった」スマホなどの位置情報で“スピード逮捕”か 安達結希さん行方不明から1か月…最前線で取材続ける記者が振り返る 真偽不明の情報錯綜も【解説】

JAXAの「革新的衛星技術実証4号機」 打ち上げ成功 8機の小型衛星を軌道投入

今どきの中学生は、修学旅行でどこに行っているの? 98.5%は〇〇方面へ 多彩な体験も 岩手

「この世のものとは思えない冷たさ。何度もあの手の感触を思い出す」アルバイト先の元同僚に殺害された17歳の娘 前編【2015年 江戸川女子高生殺害事件】

【災害担当記者が解説】「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を発表 私たちは何をすべき? きっかけは東日本大震災の2日前の地震だった









