宮城県名取市にある県警察学校でオープンキャンパスが行われ、警察官の仕事に興味を持つ高校生や大学生らが鑑識などを体験しました。
オープンキャンパスには、高校生以上の男女100人が参加し、鑑識の体験では、紙に付いた指紋を磁性の粉末で採取していきました。

また、警察官が不審者役を務め職務質問も体験しました。
職務質問体験:
「お兄さんお兄さん、宮城県警です」

このオープンキャンパスは、警察官採用試験の申し込みが始まったことに合わせ開催され、参加者は警察官の仕事を身近に感じている様子でした。
参加した学生:
「職務質問の(体験で)いろいろなところを警察官は見ていると感じた」
「誰にでも優しくできて悪い人を捕まえられるかっこいい警察官になりたい」

警務部警務課 狩野秀一課長補佐:
「この説明会を通して警察官になる気持ちが、ますます芽生えた上で申し込みをしていただければ」

県警の採用試験の受験者数は昨年度526人と5年前に比べ300人近く減りました。民間企業が積極的な採用を行い売り手市場となっていることなどから減少傾向にあるということです。採用試験は今年9月に予定されています。