ジメジメと暑い日が続いています。何かと役立つ「保冷剤」について、メーカーを直撃しました。“意外な注意点”があるようです。
■“保冷剤の新常識” 使える期間&意外な注意点とは
8月23日、東京都心では最高気温が33.5℃まで上がり、各地で厳しい暑さに。男性が持っていた“暑さ対策グッズ”というのが…

男性(30代)
「ベビーカーの中を冷やしたりするのに使っています」
「保冷剤」です。他にもお弁当が傷まないように一緒に入れたりと使い道は様々。便利な一方で…みなさん、どれくらいの期間その保冷剤を使っていますか?
女性(30代)
「あれば破れるまで使っている」
女性(20代)
「もうたぶん2年ぐらい使っています。使い回しています」
実は保管する方法によって“保冷効果が下がってしまう可能性”も!
トライ・カンパニー 石原紀彦さん
「凍っていない状態で保管する場合は通常は約1年を目安にさせていただいているんですが、夏場に保管をする場合は大体2~3か月ほどで交換していただければと思います」

「保冷剤」の中身は99%が水で、残り1%が紙おむつにも使われる高分子吸水性ポリマーなど。常温で保管してしまうと、中のポリマーが蒸発して保冷効果が下がってしまうそうです。
さらに、“使い方”にも注意が必要!暑いとついつい保冷剤を直接肌に当てたくなりますが‥これはNG!

トライ・カンパニー 石原さん
「直接あまり長時間(肌に)あてると凍傷のおそれがありますのでタオルとかバンダナで巻いていただくのがよろしいかと」
保冷剤は使わないときも冷凍して保管するほうが長持ちするそうです。














