高校生のスポーツの祭典、北部九州インターハイ。29日はなぎなた競技で県勢が相次いでファイナリストに名乗りを上げました。

大分市で行われたなぎなた競技。県勢から3人が出場した個人の部では、玖珠美山高校の小野栞選手が、初めての決勝進出を果たしました。

決勝では終了間際の一本負けで準優勝に終わりましたが、全国の強豪を相手に堂々とした戦いを見せました。

(玖珠美山・小野栞選手)「嬉しい気持ち反面、悔しい気持ちもあり、準優勝という結果ですが、地元で結果を残せたことが嬉しかったです」

また、団体の部には大分西と福徳学院が出場。このうち、春の選抜大会で全国優勝した大分西が安定した戦いでトーナメントを勝ち上がります。

決勝は佐賀の牛津と対戦。序盤を終えてリードした大分西でしたが、試合中盤以降は勝利することができず、1対3で敗戦。それでも準優勝の結果に会場からは大きな拍手が送られました。

(大分西・上杉真子主将)「自分ができることを精いっぱいやった結果が団体の準優勝につながったので、満足はしてないですけど嬉しく思います」

なぎなた競技は全日程を終了し、県勢は28日行われた演技部門で優勝した大分西など各種目で活躍を見せました。