大分県玖珠町で7月26日に出動した救急車が、患者を乗せて発進の際に接触事故を起こして窓ガラスが割れて、患者の搬送が遅れたことがわかりました。
日田玖珠広域消防組合によりますと7月26日午後0時半過ぎ、玖珠消防署の救急車が町内で熱中症の症状がある70代の女性を乗せて発進する際、女性の自宅敷地にあった鉄の管に接触しました。

この事故で救急車は左後方の側面ガラスが割れて走行不能となり、代わりの救急車が出動しました。これにより、女性の病院への到着がおよそ25分遅れましたが、容態に影響はなかったということです。
原因について、消防組合は車外で誘導していた男性隊長(40代)の周囲の確認不足と運転していた男性隊員(20代)の注意不足が重なったためとしています。