パリオリンピック™はスケートボードの女子ストリート競技が行なわれ、仙台市出身の赤間凛音選手が銀メダルを獲得しました。地元・宮城も歓喜に沸きました。

出場を逃した東京オリンピックから3年。ついに夢の舞台に立った仙台市出身・東北高校1年の赤間凛音(りず)選手。仙台市の東北高校泉キャンパスでは、パブリックビューイングが行われ、同級生ら38人が声援を送りました。

赤間選手の同級生:
「同じ年齢で日本を背負って立っているというのは、それだけで、すごいことだと思うが楽しんでほしい」

また、小学生時代の恩師も地元宮城から愛弟子の晴れ舞台を見届けました。

恩師 荻堂盛貴さん:
「実際、この場所(オリンピック会場)で凛音が滑っているのを想像するとちょっと緊張してきた」

世界ランク2位の実力どおり決勝に進出し2回目のランさらには一つの技で競うベストトリックでも高得点を叩き出します。完璧な演技を披露しトップに立った赤間選手。金メダルへ大きく近づきます。

しかし、続くベストトリック、中学3年の吉沢恋(ここ)選手。トリック決める演技で大逆転。日本代表が頂点を争った女子スケートボード、赤間選手は15歳で堂々の銀メダルです。

赤間凛音選手:
「今までもらったメダルよりもすごく重くて感動しています。最後まで諦めずに自分らしい滑りができた」

赤間選手の銀メダルに拍手に包まれる東北高では。

赤間選手の同級生:
「最後の最後まで諦めないで、すごく攻めていたのが見ていてわかったので良かったと思う」

恩師 荻堂盛貴さん:
「本当に感動させてもらったので、お疲れ様とありがとうという気持ちでいっぱいです」

恩師 荻堂盛貴さん

銀メダル獲得に29日朝のJR仙台駅前では。

「宮城からメダルがでるのはすごい。自分たちの代で世界に名をはせている人が出ているのはすごいと思う」
「素晴らしいですね。まだまだ次の大会、その次の大会と活躍できると思う」
「帰ってきたらおめでとうとありがとうがたくさん届くと思うので、受け取ってほしい」