4年前の豪雨で流失した大分県日田市の新天瀬橋の架け替え工事が完了し、28日、完成を祝う渡り初めが行われました。

日田市天瀬町に完成した新天瀬橋は温泉街そばの玖珠川にかかる橋です。橋は2020年7月の豪雨により川が氾濫して流失し、4年間にわたって工事が進められてきました。

天瀬温泉公園で28日行われた渡橋式には椋野市長をはじめ、市の関係者や地元住民らおよそ200人が出席しテープカットのあと、渡り初めをして完成を祝いました。

(地元の住民)「うちにとっては最高のプレゼントで、この橋があるのとないのでは天国と地獄の違い」「単なる一つの橋ではない思いがこもっているので、今後も守っていきたい」

完成した橋は、橋げたの高さが被災前より約60センチ引き上げられていて、水害からの安全性を高めています。