東北6県を管轄する東北総合通信局の新しい局長に藤田和重氏が着任し、「災害時の情報手段の確保などに取り組む」と抱負を述べました。

7月5日付けで東北総合通信局の局長に就任した藤田和重氏は、青森県八戸市出身の55歳。東京大学工学部で学び、当時の郵政省に入り、信越総合通信局長などを務めました。

藤田局長は、今回の東北の豪雨被害について関係機関と連携し状況に応じた対応を整備していると話しました。

東北総合通信局 藤田和重局長:
「携帯4社それぞれ若干の基地局の停波と、一部エリア支障が発生しているが、引き続き県庁や通信事業者と連携をして緊張感をもって対応していきたい」

また、今年度は、災害時の情報通信手段の確保に向けた支援態勢の強化などを重点にしていて、藤田局長は関係の自治体と相談しながら通信インフラ整備の支援に取り組みたいと述べました。