2024年パリ五輪の出場へ向け重要な大会となる、2022世界バレー男子(8月26日~9月11日、ポーランド・スロベニア)が開幕する。主将の石川祐希(26)と共に左のエースとして日本代表をけん引する西田有志(22)と、次世代エース候補の髙橋藍(20)がインタビューに応じ、大会への思いやお互いの意外な素顔について語った。

「本当に2歳しか離れていない選手なのか・・・」

近藤夏子アナウンサー:
日本チームはどういう雰囲気ですか?

西田選手:
仲はめちゃくちゃ良いですね。何かするときに「全員で一緒に」みたいなことがよくあります
し、本当に仲良いですね。なんでも話せるんで、ここ(髙橋藍と)もため口なんで(笑)。全然歳も離れてないのでそこも気にならない。

近藤アナウンサー:
お二人の間柄はどうなんですか?

西田選手:
いつも(髙橋が)めっちゃ突っ込んでくるし、俺も突っ込む、みたいなやり取りしかしてない(笑)。ボケてるつもりはないんですけど、突っ込みたくなるようなことしかない・・・のような関係性です。

髙橋選手:
(西田選手は)バレーボール以外の面だと、すごく若い感じがしない(笑)。めちゃくちゃ上の世代の曲を知ってたりとか、見てるアニメとかも。本当に2歳しか離れてない選手なのかなと思うことはありますけど、バレーボールの選手として見たら、同じくらいの身長でオポジットをやっていて、なおかつ決定率が高く、サーブも鋭いサーブを打つので、そういうところは自分自身としても刺激をもらってますし、すごく尊敬している選手ですね。

西田選手:
こういう話も全くしないので、初めて聞いたんですよ!

髙橋選手:
恥ずかしい(笑)

西田選手:
恥ずかしいよな(笑)

西田選手
近藤アナウンサー:
西田選手から見て髙橋選手はどういった選手ですか?

西田選手:
それこそ人気ですし、人気といっても部類があると思うんですよ。僕は女性人気というよりは
男性人気のほうが多いんですよね。なんだろう、やっぱりオラオラしてる感じだから男性がくると思うんですけど、(一同笑い)。藍は女性人気とかすごいですし、プレースタイルも若いって言い方おかしいですけど・・・キレがあるので。乗ってくるとどの選手もすごいんですけど、その中でも頭1個抜けてるパフォーマンスをするなと思う。

近藤アナウンサー:
ちなみにどんな曲を西田選手は聞かれるんですか?

西田選手:
僕ですか?何聞くんやろな。「シャ乱Q」とか?

近藤アナウンサー:
たしかに世代ではないですね(笑)。

西田選手:
「シャ乱Q」とかそこらへんですよね。「夏って言ったらなんやろな」みたいな感じになると「TUBE」とか聞いたりする。

髙橋選手:
THE・夏ですね。

西田選手:
入り込めます、シーズンに。

髙橋選手:
ウエイトの時とかも「米米CLUB」とか流してたりするんで。

西田選手:
「浪漫飛行」とか。本当にそんなですね。

近藤アナウンサー:
髙橋選手は西田選手のお話を聞いて、自分はどういうプレイヤーだなと思いますか?

髙橋選手
髙橋選手:
チームの中で最年少というところもあるので・・・本当にいろんなお客さん、特に今言われたように女性の方っていうのがすごく多いんですけど、たくさんの方が応援してくれてるというところはすごく嬉しいですし、そこは力になっているので。お客さんの期待にも応えられるように頑張っていかないといけないと良いプレッシャーにもなっているので。

若いからキレがあるっていうのは、それはいつまでも続けていきたいというか。そういう勢いがあるプレーであったり、その中でこれから自分が求めていかないといけないっていうのは技術の部分ももちろんなので。今はキレがあるっていうところに助けられている部分も多いと思うのでさらにそこから、次、何が必要なのかっていうのを考えてやっていきたいなと思います。