警察や境海上保安部によりますと、26日朝、出雲市大社町の稲佐の浜の沖合で、男性の遺体が浮いているのが見つかりました。遺体の年齢は10代~20代とみられるということです。
26日午前7時10分頃、付近を散歩していた人から「稲佐の浜のテトラ付近で、人のようなものが浮いている」と通報が警察にあったということです。
7時40分頃、心肺停止の状態で身元不明の男性が引き上げられましたが、その場で死亡が確認されました。仰向けで浮いていたということです。
遺体の年齢は10代~20代とみられ、身長は1メートル60センチくらいで細身で短髪。黒いボクサーパンツをはいていたということです。
現場付近では、24日夕方から、地元の男子高校生(16)が行方不明となっています。
男子高校生が行方不明になっているのは、出雲市大社町の稲佐の浜児童公園の南西およそ400メートルの海上で、この高校生はほかの友人2人と水に浸かって遊んでいましたが3人とも深みにはまり、2人は自力で脱出し砂浜などに上がったものの、1人が行方不明になったということです。
通報を受けた警察や消防、海保などが24日及び25日捜索しましたが発見に至らず、26日の朝から捜索が再開されていました。
遺体は行方不明になった男子高校生の可能性が高いとみて、警察などが身元の特定を急いでいます。














