静岡県は7月25日、2024年度初となるコンプライアンス委員会を県庁で開き、不祥事の対策について意見を交わしました。
県によりますと、2023年度はストーカーや盗撮、傷害容疑で3人の職員が逮捕され、すべて公務外で発生したということです。
これを受け、県は公務外でも高い倫理観を持って行動するよう、研修などで定期的に注意喚起する方針を説明しました。
一方、委員からはハラスメントの対応について質問が相次ぎました。
<静岡大学 板倉美奈子教授>
「パワハラの事案数がかなり多めで推移しているという報告があったのですが、パワハラ、セクハラも、パワハラ認定したからといって解決するわけではない」
県は、2024年10月をコンプライアンスの推進月間として、不祥事やハラスメントが起きない職場づくりに取り組むとしています。
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