母親の遺体を自宅に3か月以上放置したとして、山口県周防大島町に住む40代の兄弟2人が25日、起訴されました。

死体遺棄の罪で起訴されたのは、周防大島町久賀の兄弟2人です。

起訴状などによりますと、2人はことし3月ごろ、自宅で母親(当時77)が亡くなっているにもかかわらず、3か月以上もの間埋葬せず、自宅に放置したとされます。

「母親の姿を見かけない」という連絡を受け、警察官と役場の職員が家を訪れ、居間で布団をかぶってあおむけで横たわる遺体を発見しました。地検岩国支部は25日、地裁岩国支部に起訴しました。山口地検は認否を明らかにしていません。