今月28日からの日米共同訓練「レゾリュート・ドラゴン」に参加予定だった空軍のオスプレイが、参加を取りやめることになったと防衛省が岩国市に伝えました。

「レゾリュート・ドラゴン」は陸上自衛隊とアメリカ海兵隊の共同訓練で、7月28日から8月7日まで九州・沖縄で行われます。アメリカ軍からは普天間基地所属の海兵隊オスプレイ6機程度と、横田基地所属の空軍オスプレイ2機程度が参加する予定でした。アメリカ軍岩国基地は航空基盤として使用され、駐機や整備が行われることになっていました。

防衛省からは24日午前、岩国市に対し「空軍オスプレイはこの訓練に参加しない」との説明があり、参加取りやめの理由についてアメリカ軍からは「運用上の理由による」との回答だったということです。

海兵隊オスプレイは計画通り参加予定とのことで、今月22日に6機が岩国基地に飛来しています。