熊本県天草地方で、温暖な気候を生かして栽培されている早期米の稲刈りが早くも始まりました。

熊本県上天草市では4月上旬に植えられたコシヒカリが黄金色に実り、重みで垂れた稲穂が次々と刈り取られていました。

JAあまくさ管内では約630ヘクタールに稲が作付けされていますが、そのうち9割で台風の被害を避けるため早期米が栽培されています。

上天草市松島町の松本峯夫(まつもと みねお)さんの田んぼでは、梅雨時の雨の被害はなくカモによる食害もなかったため、順調に育ったということです。

早期米の稲刈りはこれから8月上旬にかけてピークを迎え、JAあまくさ管内では約1100トンの収穫が見込まれています。