電力需給のひっ迫を解決する一手となるのか? ある実証実験が報道陣に公開されました。
北杜市にある一軒家。
キッチンやシャワー室などがあり2、3人が住める家です。

この家、実は・・・。
大塚郁弥記者:
こちらの家はなんと、電気や水道、すべて自給自足で賄っているんです。

電気は太陽光パネルで発電したものをバッテリーに蓄え、水はキッチンや洗濯の排水をろ過、消毒して再利用しています。

住宅でありながら送電線にも水道管にもつながっていないのです。
この実証実験は県の支援を受けていて、東京の不動産情報業など2つの会社が共同で運営しています。

U3イノベーションズ 川島壮史さん:
もっとコストを下げて、設備としてもコンパクトにして、もうちょっと裾野が広く、どなたでも使っていただけるようなものには、もっと改善できる余地はあるのではと思う。

来年をめどに実用化を目指すということです。