広島県の人口が前の年に比べて2万人以上、減少したことがわかりました。日本人に限った社会減少は全国2位の多さで、「転出超過」が進んでいる状況となっています。
ことし1月1日現在の住民基本台帳に基づく総務省の調査によりますと、外国人を含む広島県の人口は275万540人で、前年に比べて2万83人減りました。減少数は、全国6位の多さです。
また、日本人に限った社会減少は兵庫県に次いで全国2位の多さで、「転出超過」が進んでいる状況となっています。

一方、市でも外国人を含む広島市の人口は117万8773人で、前年に比べ5958人減りました。こちらも減少数は全国5位の多さです。

また、日本人に限った社会減少は神戸市に次いで全国2位の多さで、こちらも「転出超過」が進んでいる状況となっています。

県は日本人に限った社会減少が兵庫県に次ぐ全国2位の多さだったことについて、「若年層の転出が多いのが課題だと認識している。分析調査を行い、対応を進めていきたい」としています。