小川原湖の天然ウナギは、2000年度には63トンの水揚げを記録していましたが、2017年度には1トンを切り、540キロまで落ち込みました。要因の一つとみられるのが、酸素がある水域の減少です。

小川原湖漁協によりますと海水が湖へ流れ込み、湖の底にある酸素のない層が増えたため、魚が住みにくい環境になっているといいます。


ただ、小川原湖漁協は資源回復を目指して、1954年からウナギ幼魚の放流を行なっていて、その結果、漁獲量は回復の兆しをみせています。2021年度に再び1トンを越え、昨年度は約1.6トンまで戻りました。

小川原湖漁業協同組合 蛯名秀樹 管理課兼指導課長
「土用の丑は昔から日本人に親しまれてきた重要なイベントですので、地元でぜひ天然ウナギを食べていただいて、毎年いまの時期に小川原湖に足を運んでいただければ」
小川原湖漁協は2024年からウナギを傷つけない「せん筒漁法」を取り入れるなど、今後も資源保護のための方法を模索し“北限の漁場”復活を目指しています。














