来年4月の大阪・関西万博に向けて、警察庁の露木長官はきょう、会場の内外の警備を徹底し来場者や各国要人の安全確保に万全を期すよう指示しました。

来年4月から10月にかけて開催される大阪・関西万博には、およそ2800万人の来場者が見込まれていて、国内外から多数の要人も訪れる予定です。警察庁はきょう、警備対策推進室を設置し、露木長官が会場の内外の警戒警備を徹底するよう指示しました。

警察庁 露木康浩長官
「警備の要諦は、会場内外の警戒警備と警護を徹底し、来場者、各国要人の安全を確保することにあり、これは開催国としての重要な責務です」

また、露木長官は、サイバー攻撃や雑踏事故の防止などにも万全を期すため、関係する部門が緊密に連携して対応するよう求めました。