■“完全休園なし”は厳しい 保育士の嘆き


Nスタは千葉市内の保育園で働く2人の保育士を取材しました。7月末から、園児が次々と感染、職員も半分程度で対応するなど厳しい状況だといいます。


千葉市で働く保育士
「子どもや保育士がどんどん陽性になっていく状況で、役所の方にこういう状況ですって報告はしたんですが、休園しない対策のまま保育にあたっていました」

こちらの保育士は、自身もコロナに感染しました。


千葉市で働く保育士
「(保育園で)がんばって乗り切ろうねって励まし合っていたのに、陽性になった時は本当に悔しかったですし、すまない気持ちでいっぱいでした」



中でも、不安だと話すのは、市から7月末に出された「濃厚接触者の特定を行わない」「完全休園を行わない」という通知でした。


千葉市で働く保育士
「自分の働いている保育園でどんどん(感染者が)出てくる中でやっぱり不安ですし、預かっている子どもの命や私たちの命も含めて休園という措置がないのは本当に厳しいなって感じました」


こうした内容について千葉市は、クラスターなど1日に多くの感染者が出た場合は「濃厚接触者」の特定を実施。また、感染者の増加などで職員の不足が見込まれるなど、状況に応じて、一部休園などの措置を行っている、といいます。

ただ、この保育士の方が働く園では、何度も相談しましたが、基準などを理由に応じてもらえなかったそうです。


千葉市で働く保育士
「保育士って本当に子どもが好きだから働いているんですよ。でも何か虚しくなりますよね。保護者のためになっていないと思います。休園しないっていう措置は」

保育園で広がる感染への不安は、今回のケースに限った事ではありません。保護者からは・・・


横浜市の保育園を利用/保護者
「今もし(保育園に)行かせてしまったら感染してしまうかもしれないっていう不安があるので、行かせてない状態ですね」

品川区の保育園を利用/保護者
「在宅ワークに切り替えて仕事しますということが出来ない仕事なので、お願いせざるをえないというところでは本当に助かっています」

感染の高止まりが続く中、子どもの感染への不安が募っています。