28歳の時に、琉球王国時代に括り染めで作られた八重山上布が東京の日本民藝館に残されていることを知り、その布を実際に見て美しさに感動したそうで、以来、括り染めでの八重山上布の復元に向けて尽力し、大きな功績を残しました。
▽新垣幸子さん
「八重山の文化に対する深さ、あの当時の大人たちが色々と導いでくださったんじゃないかと思って、それで仕事がうまくいきました」

「今までやってきた仕事を、もっとこれからも追求していきたい。若い人にそれがうまく指導できていければ良いとも思います。つながっていけばいいと思います」
県内の人間国宝は、新垣さんが18人目になる見通しです。(八重山通信員:吉田永吉)