四国地方整備局の豊口佳之新局長が高松市で就任会見を開き、四国の強みを生かし、弱点を克服していくインフラ整備に意欲を示しました。

今月(7月)1日付で新しい局長に就任した豊口佳之さん(56)です。
先日、愛媛県松山市でおきた大雨による土砂災害にふれ、四国の強みは豊かな自然だが、弱みも自然だとして対策を強化したい考えを示しました。
(四国地方整備局 豊口佳之局長)
「南海トラフの地震、あるいは津波という脅威がございますし、台風常襲地帯でもあり、逆に渇水の危険も抱えている地域でもございます。環境との調和のとれた国土強靭化の取り組みを進めていきたいと思います」
具体的には港湾エリアの耐震化、津波対策などを例にあげ、これらを進めていくために、建設業の魅力の向上やDXに象徴される新技術の活用が必要だとも語りました。