災害用として新たに開発された移動式トイレが山口県下関市に贈られました。

寄贈したのは下関市のキャンピングカーなどを販売する「みとも」で市から感謝状が贈られました。

この移動式トイレは能登半島地震を受けて開発を始め今年6月に完成しました。

名前は、コンパクト・トイレを略して「コントレ」

特徴は、設置した後、横に45センチひろげることができ余裕のある室内空間が確保されます。

本体の重さは160キロ。すべてをアルミ製にして軽量化し運びやすくしました。

水や電気がなくても1度に400回使用でき、消耗品などを補充すれば引き続き使えます。

凝固剤で固め、特殊なビニールに密封することができ衛生的だとしています。

みとも 脇山等社長
「簡単に運べるので災害があったところにすぐもっていける状態であるので敏速な行動がとれると思いますけどね」

販売はこれからで値段は、1台、およそ150万円になるということです。