車検で預かっていたバイクを売却し代金を横領したとして、山口県警宇部署は6日、山口県宇部市のバイク店経営の男(61)を業務上横領の疑いで逮捕しました。

警察によりますと男は今年7月、車検のために保管していた山口市の派遣社員女性(当時30)名義のバイクを、第三者を通じて県内のバイク店に45万円で売却し、代金を横領した疑いが持たれています。今年8月、女性が車検に出したはずのバイクが違う店で売られているのに気づき、警察に通報しました。

調べに対し男は「間違いありません」と容疑を認めているということです。警察で動機を調べるとともに、売却に関与した人物についても調べを進めています。