7月16日の「国際協同組合デー」を記念したフォーラムが、16日に福島市のJA福島ビルで開催され、生産者と消費者が「適正価格のあり方」について意見を交わしました。
記念フォーラムには「地産地消ふくしまネット」の加盟団体などから約190人が参加しました。このなかで京都大学名誉教授の新山陽子さんが講演を行いました。また『適正な価格形成と消費者理解醸成に必要な食農教育の充実』をテーマに、生産者・消費者代表によるパネルディスカッションが行われました。このなかでJAふくしま未来の佐久間英明 代表理事専務は「適正な価格形成には、生産者の年間労働時間なども含めたコスト調査を行ない、適正な価格を示していく必要がある」と話しました。
また、日本生活協同組合連合会の二村睦子 常務理事は「消費者として価格を考える際に、将来に対するコストが入っているということも考える必要がある」と指摘しました。
参加した人のひとりは「こういった機会は消費者にとって勉強になる良い機会。生産者を応援していきたい」と話していました。













