JR西日本・佐伯祥一山陰支社長(当時)
「できる限り早いタイミングで、地元に伺い、特定の前提は置かず、今後の進め方を含めてご相談をさせていただきたい」

JR西日本は今年5月、ちょうどあめつちが乗り入れなくなった木次線の一部区間について、鉄道としての在り方の見直しを提言しました。
そしてこのほど島根県や奥出雲町など沿線の4つの自治体への申し入れを終えたため、今、ボールは自治体側に投げられた状態にあります。

おろち号が消えてあめつちは乗り入れない。
この区間の乗客数の落ち込みは確実な中、さらに沿線のにぎわいが消え住民の関心も低下するとすれば、それは今後の路線存続にとって大きな懸念材料になりそうです。