生山駅から出雲横田駅への往路は直行便、戻りの生山駅行きは、途中で出雲そばの店や寺院などに立ち寄る観光路線になっています。

利用客は
「良いですよね。アルコールもお友達と楽しめるし、車だとまず無理ですもんね。」
「大変良かったですよ。お蕎麦もおいしかったですしね。」

一方で、あめつちの運行開始前から地元の観光協会では列車が出雲横田駅止まりになることを受け、駅を降りた乗客がタクシーやバスで町内を巡ったり普通列車で3段スイッチバックに乗ってさらにほかの観光地も楽しめたりするプランを用意していました。
しかしここまでの所、利用は振るわないといいます。

奥出雲町観光協会 遠藤達也事務局次長
「多くの方が往復で帰ってしまわれますので、奥出雲の滞在時間が40分位ということで、まだ10名程度しか我々が作ったツアーには参加がない。個人で来られたお客様も是非3、4時間滞在して頂いて、そのあとの木次線で、ローカル線で帰って頂く、というのが我々の希望です」

3段スイッチバック区間を走る列車を間近に望むことができるとあって、去年はおろち号を見送る観光客でにぎわった道の駅も…