台風の接近や上陸が予想されるこれからの時期を前に、風水害を想定した行政と防災機関の訓練が香川県で行われました。

台風により香川県内の各地で土砂災害や河川の氾濫が発生した想定です。訓練には、香川県をはじめ、すべての市町と防災関係機関から約270人が参加しました。この規模での実施は初めてということです。

各市町とはリモートでつなぎ、被害状況や必要な支援などの報告を行い、円滑な指示が出せるかなど手順を確認しました。

(香川県 青井防災指導監)
「いかに速やかに被害状況を集めるか、またそれをスムーズに各防災機関と連携して各市町に派遣するかが重要」

香川県は、引き続き訓練を重ねて、適切な対応ができるよう災害の発生に備えたいとしています。