夏休みを前に、新潟県長岡市で消防による水難救助訓練が行われました。
使われたのはドローンです。
訓練を行ったのは長岡市の与板消防署の隊員ら20人です。
夏休みに安心して海のレジャーを楽しんでもらうため行われました。

【通報者】「そこに1人見えるんですけど」
【隊員】「あの人だけね?」
【通報者】「どうだろう、2人くらい乗っていたかもしれない」

釣り人2人が乗ったボートが転覆し、1人が海の中に沈んだという想定です。

まずは、ボートの脇で助けを求めていた1人を救出。
残る1人を探すために使われたのは、ドローンです。

【隊員】「じゃあグーっと旋回しましょう」
ドローンが海の上から沈んだ人を捜索。
潜水士が海の中に入り、すぐさま引き上げ心肺蘇生を行うなど連携を確認しました。

【与板消防署 佐々木茂 署長】
「海のレジャーは危険な部分があるので、立ち入り禁止区域や遊泳禁止区域には立ち入らないというルールを守ってもらいたい」
消防は体調や海の状況が悪いときは入水しないなど、無理せず楽しんでほしいと呼びかけています。














