3年ぶりの行動制限のない夏ですが、海のレジャーで気を付けたいのが『うっかり密漁』です。密漁で摘発されるレジャー客が続出しています。その密漁の決定的瞬間をカメラが捉えていました。

京都府京丹後市内で今年8月に撮影された舞鶴海上保安部提供の映像。ひとけのない海でシュノーケルをつけて潜る2人組。岩場に上がると何かを取り出します。男性が取り出した袋の中にはサザエが入っています。今度は辺りを見渡して警戒しているようです。するとズボンの中から貝を取り出しました。密漁です。

(海上保安部の捜査員)
「あ!袋あるわ、袋ある!持っとる持っとる」
すぐさま捜査員が2人のもとへ向かいます。
(捜査員)「すみません。舞鶴海上保安部です。何か海で取ったりしてますか?」
(20代のレジャー客)「潜っていただけです」
(捜査員)「サザエとかアワビ取ったらいけないことをご存じですか?」
(20代のレジャー客)「あぁ知っていますよ」
(捜査員)「何か取ったりとかしてません?」
(20代のレジャー客)「はい」

大阪から訪れたという20代の男性2人。一部始終を見られていたとは知らずシラを切り続けます。
(捜査員)「ちょっと下(青の網袋)見ていいですか?あ、これや。取ってるやんこれ。これ誰のですか?」
(20代のレジャー客)「・・・」
(捜査員)「僕らこれ見とったんですよ。取った?」
(20代のレジャー客)「・・・」
(捜査員)「いや取ったならもう取ったで。取っとったですね?」
(20代のレジャー客)「はい」














