◆《もうすけ調査隊…今回の調査結果は》
森田絹子キャスター)
今回の調査結果は…『ソーラーパネル設置予定地の近くには、今もオジロワシが営巣している可能性が高い!』
堀啓知キャスター)
こうした状況が確認された中で、このまま、携帯電話基地局やソーラーパネルの設置工事が、さらに進んでいった場合、世界遺産の登録が抹消されることは、本当に考えられないんでしょうか?
◆《「世界遺産の抹消」について》
森田絹子キャスター)
世界遺産のマネジメントに詳しい北大大学院の西山教授によると、「知床にソーラーパネルが設置されても、世界遺産が取り消される可能性は低い」とことです。
そもそも、世界遺産の抹消は、当事国の政府との話し合いで決められるということなんです。
これまで世界遺産の抹消は3件ありますが、世界遺産のエリアに住宅を建てたいとか、橋を架けたいなど、いずれも当時国からの要望で、抹消となったケースだけです。
日本政府が今回のことで、世界遺産の登録抹消を選ぶ可能性は低い…と、西山教授は捉えています。
堀啓知キャスター)
これまで長い歴史のなかで、持続されてきた知床の生態系です。
まさしく世界に誇る"遺産"を失うことにつながらないように、しっかりと情報開示を行うなど丁寧な進め方で、自然環境の保全と地域の安全確保に向けた取り組みを進めてもらいたいと思います。
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