山口県下関市に住む40代の男性が、SNSでのやりとりをきっかけに現金280万円をだまし取られました。
警察によりますと、今年6月、男性のインスタグラムのアカウントに、女性を名乗る相手からメッセージが届きました。
その後、別のSNSでやりとりをする中で、相手から「金融分野の専門家で、投資の知識を教えることができる」などと言われたことから、男性は投資に興味を持ち始めました。
その後、「元本100万円相当で240万円以上もうかる」「私の指示に従えばいい」と投資の話を持ちかけられ、男性は投資アプリでアカウントを作成。7回に渡って合計280万円を指定された口座に振り込み、だまし取られました。
男性が利益を引き出そうとしたところ、「引き出すためには所得税を支払わないといけない」とメッセージが届いたことから不審に思い、家族に相談して被害がわかりました。
警察はSNSで金を要求するのは詐欺で、支払う前に家族や警察に相談してほしいと呼びかけています。